奈良(大阪・京都)・浄土宗・葬儀やお墓、法要のご相談を承ります。

一円葬

一円葬について

一円葬とは、一円を画くようなお葬儀にしたいとの思いを込めた住職の造語です。
この思いに賛同して下さった葬儀社さんがしてくださいます

ご本尊阿弥陀様の下一筆で一つの円を画くように、誰も何も欠けることがなく、全てを行うお葬式です。

ご遺族が集う当日に、葬儀ー火葬ー埋・納骨の全てを、歩ける範囲内の一か所で行いますので、時間・労力・費用を大きく軽減できます。
その分、ゆっくりと故人を偲んでいただけます。

一円葬は極楽寺に永代供養・お墓をお申込みされた方限定となります。お葬儀の導師は、故人の菩提寺様でもかまいません。もし、菩提寺様がいない場合は、当山住職(私)がお勤めいたします。

極楽寺本堂での通夜・葬儀 極楽寺火葬場 永代供養合祀墓

一円葬の総額

一円葬の総額
※上記の他に、お寺さんへのお布施やご遺族の食事代など必要なものがあります。詳しくはお問い合わせください。

3つのそろい

 一円葬は、次の3つがそろいます。

1.三宝(仏・法・僧)が、そろう

  • 聖徳太子が仏教の精神に基づいて定めた十七条憲法。その第2条「篤く三宝を敬い・・」の三宝です。本堂でのお葬式ですから、ご本尊「阿弥陀仏」、お経、お坊さんの三宝が揃います。

2. 遺族が、そろう

  • 故人をお送りする大切な儀礼である通夜・葬式~火葬~納・埋骨の全てを遺族が集まって、阿弥陀様の下で行います。

3. 思いが、そろう

  • 故人のお祀りは「祀ること在すが如く」(亡くなった方が今ここにおられるつもりで、お祀り・お供えをすること)です。ご遺族が集まって、通夜・葬式から埋・納骨までの一連の儀式を行いますので、自ずと故人への思いがそろいます。そして、思い出の共有にもなります。

一円葬で減らせるもの・こと

1. 時 間

  • 全ての施設が整っているので、移動の時間が少ない。
  • その日で、全てが済む。 

2. 労 力

  • 全ての施設が整っているので、準備や調整が非常に楽である。
  • 葬式の選択肢(オプション)が少ないので、選んで決める悩みが少ない。
  • 移動は全て徒歩。車の乗り降りや手荷物など、移動に伴う労力が少ない。
  • その日に全てを済ますので、関係者の予定を調整することが少ない。

3. 費 用

  • 本堂葬(本堂での仏前葬)であるので、花祭壇を組む必要がない。
  • 火葬場への霊柩車やバスが必要ない。

4. その後

  • 年忌法要などを本堂で行えば、上記のことを軽減できる。

一円葬への想い

一円葬に込めた想いを綴らせていただきました。長い文章ではございますが、当山の想いが詰まっております。ご一読いただければ幸いです。

1.はじめに

  • 一円葬」とは、一円を画く様なお葬儀にしたいとの思いを込めた住職の造語です。
    極楽寺のご本尊である阿弥陀様の下一筆で一つの円を画くように、誰も何も欠けることなく、全てを行うお葬式です。
  • 極楽寺では、通夜葬式~火葬~埋・納骨までの全てを、境内の一か所で行うことができます。
    紙や空間に画いた一円を仏教では、『一円相』と言い、「始まりも終わりもない継続」、あるいは「欠けるものがない万徳円満」を表します。また、阿弥陀さまのすお浄土『西方極楽』を指し示すことでもあります。
  • 故人の『西方極楽』への往生を願って行われるのが、お葬式です。
    そのお葬式で喪主様をはじめご遺族や関係者が、故人と仏様とのつながりを感じながら、一つの場所で、落ち着いて、ゆっくりと偲んでいただきたい、との思いから『一円葬』と称して準備をいたしました。
  • 「仏は常に在(いま)せども 現(うつつ)ならぬぞあはれなる
        人の音せぬ暁(あかつき)に 仄(ほのか)かに夢にみえたまふ」
  • 一円葬』ではこの歌のように、阿弥陀さまが故人とご遺族の傍らにそっといて下さることを、きっと感じていただけるでしょう。

2.お葬式とは 

  • 私達はなぜお葬式をするのでしょうか?
  • 日々の暮らしの中では、なぜお葬式をするのか?と考えることはほとんどないでしょう。そこであらためて考えてみますと、お葬式にはいろいろな意味や役割があることに気づきます。

(1) 葬儀式として:故人の宗教的な観点から

  • 宗教によって死生観は様々ですが、共通して、故人の霊を慰める儀式として行われます。
    浄土宗であれば、故人を阿弥陀さまの極楽浄土にお送り(往生)するためであり、阿弥陀さまに故人をお迎えに来て(来迎)いただくことを願います。それが葬儀式(枕経、通夜式含む)であり、見送る式となります。

(2) 告別式として:遺族の心理的な観点から

  • 突然の不条理で受け入れがたい「死」に直面した時、お葬儀という儀式の時間を過ごすことは、少しずつ「別れ」を受け入れる過程となります。
    どれだけ深い悲しみの中にあろうとも、故人を目の前にしてお別れが出来るのは、この時しかありません。したがって、この機会がとても大切です。
    儀式は、遺された者がやがて故人の死を受け入れその後の人生を歩み出すきっかけとなりますから。
  • お葬式には、遺される者の「心」に与える大きな役割があります。
    また、社会(親戚、ご近所さんや会社関係の方など)に対して故人の死を知らせる役割もあります。

3.お葬式での不満(私の葬儀屋さんでの勤務や火葬実施での経験から)

  • お葬式の形式は時代とともに変化していますが、遺された者達が故人との最期のお別れをきちんとすることで、気持ちの整理ができるということには変わりはありません。
    ところが、お葬式に不満を抱かれる方もたくさんいらっしゃいます。そのご不満は、私が知るところ、大きくは次の2つとなります。
  • まず「しっかりと偲ぶことができなかった。」次に「請求金額が思っていた以上で納得できなかった。」の2つです。
    これらの不満の原因は、次の通りだと思います。

(1)しっかりと偲ぶことができなかった

  • 故人が亡くなってから、お通夜、お葬式そして火葬(以下、お葬儀等と称します)を、ご遺族自身が主催しなければなりません。初めての経験であるこれらを、悲しみ深い遺族が行うことは大きな負担です。
    限られた時間の中で、喪主やご遺族は「たくさんの初めてのこと」を決めなければならず、非常に気ぜわしく慌ただしい時間を過ごすこととなります。
    さらに、その「たくさんの初めてのことを決める」ところには、多くの選択肢が準備されています。そこで迷いが生じ、それが喪主やご遺族の大きなご負担となるようです。
  • 例えば、ご遺体を納める棺や骨壺、祭壇やその他演出に関わること等の選択肢が数多くあります。しかもその多くには値段の違いがあり、それらを提示される写真で選んでいかなければなりません。
    この時、値段の違いはランクの違いだと思ってしまいますから、大切な故人を思えばみすぼらしいことはいけない、との健気な気持ちが湧いていきます。これが、「故人の為には出来るだけのことをしなければ・・しかし値段が…..」との悩みになります。
    その結果、お葬儀等では故人をしっかりと偲べなかったとなるようです。

(2)請求金額が思っていた以上で納得できなかった

  • 上記の選択の悩みと大いに関係するのですが、選択の多さは料金の増減となり、時には大きな負担となります。また、限られた時間の中ですから、理解や納得がないままに決めてしまうことも多いようです。
  • ほとんどのお葬儀屋さんは丁寧に説明をされていますが、喪主やご遺族にとっては初めてのことであり、なおかつ心身ともに疲れて理解力や判断力が落ちている中での選択です。
  • このような状況ですから、終了後の請求に「こんな高額のものを選択したのだろうか?」との気持ちが生じ、納得のいかない総額となるようです。
    したがって、出来るだけ選択することがない方が、負担が少ないことになると考えました。

4.一円葬とは

  • 大切なことは「故人をしっかりと偲び、弔い送ること」です。
    それでご負担となる「選択すること」を極力少なくしました。
    通夜・葬式を行うのに最低限必要なことの選択以外は、ありません。
    つまり「選ぶことのないお葬式」となります

(1)三宝がそろう

  • 仏教の最も大切な三宝である仏・法・僧がそろいます。聖徳太子の十七条憲法の「篤く三宝を敬い・・・」でもおなじみの三宝です。
    極楽寺では、ご本尊(仏)・読経(法)・導師(僧)が全てそろったお葬式となります。
  • これにより、ご負担となっていた「ランク付けされていると思い込んで、諸々のものを選んで揃える」ことが不要になります。
    大切な故人のために、「みすぼらしいことはいけない」と言う選択の悩みから解放されます。

(2)本堂での通夜・葬式であるから華美な装飾はいりません

  • 通夜・葬式はご本尊(阿弥陀様)のいらっしゃる本堂で行う『本堂式』となります、ご本尊の前での儀式(仏前葬)ですから、花壇や祭壇などを組んで新たに飾り立てる必要はありません。
  • 仏様は「ありがたいから手を合わせるのではなく、手を合わせるからありがたい」とも言われます。極楽寺のご本尊は、鎌倉時代から今日までの800年以上にもわたって、たくさんの人々がお念仏と共に手を合わせて来られた阿弥陀様です。
    そのご本尊の前で行うお葬式は、何物にも代えがたいものです。

(3)時間、労力、費用の負担を出来るだけ軽減する

  • 極楽寺には、本堂と火葬場、さらにはお墓や納骨堂と、お葬儀に関わる施設が全てそろっています。この為、霊柩車やバス・タクシー等は必要ありません。そして遺族が集うその日に全てを終えることができます。
  • その結果、労力や時間そして費用の負担を大きく軽減します。
    この負担の軽減は、その分さらに故人を偲ぶことへとなります。

5.最後に

  • 「朝夕涙を流し、日夜にみを含むといえども、亡き魂になし」
  • これは弘法大師が愛弟子を亡くされた時に、自身の気持ちを歌われたものです。「悲しみの涙を流すだけ流し後は魂が空っぽになったように感じる。いったい亡き愛弟子の魂を慰めるにはどうすればよいのだろうか」という自問に似た感情だったようです。
  • やがて、それはお経をあげたり写経をしたりして死者の冥福を祈ることばかりではない。遺された者にとっては故人のいないことがこれからの日常となる。そこで、健康にそして幸せになるように暮らしていくことが、亡き人の魂を慰めることだと。さらに、亡き人を忘れないことも死者への大きな弔いになる、と気づかされたそうです。
  • 私達も同じではないでしょうか。
    その為には、まず故人の死を受け入れる場と時間を大切にし、落ち着いて故人を偲ぶことができるようにしなければなりません。
    極楽寺の一円葬は、阿弥陀様の下、ご遺族の方々が故人とのつながりを感じて、ゆっくりと偲ぶことのできるお葬儀になるでしょう。

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